日本語は、難しい。普段、何気なく使っていることばなのに、「それって、もしかしたらまちがった使い方なんじゃないの?」などと突っ込みを入れられようものなら、「…???」。それどころか、ふとした使いまちがいからあらぬ誤解を受けたり、トラブルの元になったり。本書では、そんなアブナイことばの数々を集め、本来の意味やそのことばの生まれた背景、なぜまちがった使われ方をしやすいのかなどを、面白おかしく紹介する。日々あふれかえる日本語の洪水の中で溺れ死にしないためには、まず自信をもつこと。本書を読み終えたとき、あなたはちょっとした日本語博士に変身しているはず。ついでに、コンピューター頼みで弱ってしまった「脳力」の回復を実感できること請け合いだ。