本書は、Ｊａｖａ（ジャヴァ）と呼ばれる現在もっとも注目されているプログラミング言語を通して数値計理論を解説するものである。Ｊａｖａは、Ｃ＋＋の文法を簡略化した言語であり、いわゆるアプレットの組合せでプログラムを作成し、インターネット上で公開することもできる。したがって、Ｊａｖａ言語の最新版であるＪａｖａ２に基づき数値計算の理論を解説することは、数値計算およびプログラミングの観点から非常に効果的である。よって、本書により数値計算とＪａｖａプログラミングの基礎を学習することができる。