サードウェーブなコーヒーライフでは、生産地、処理方法が明確になっている豆を「浅煎り」して、豆本来の味や香り、個性を楽しむのが主流。これらの豆を使ったコーヒーは高品質コーヒー、つまりスペシャルティ・コーヒーと呼ばれる。コーヒー好きの間では、カフェイン摂取の手段という域を超え、この飲み物を楽しむための心地よい環境や、人と交流出来る場、そして心をつかむグラフィック・アイデンティティへの興味と期待が高まっている。本書『カフェ・グラフィックス&インテリア』では、スペシャルティ・コーヒーだけでなく、美味しそうに見えるグラフィック・アイデンティティと比類なきセンスの個性的なインテリア・デザインを売りとし、ブランディングに成功した57軒の店舗を収録。コーヒーによって開拓された様々なデザインをお楽しみください。