価格:¥1980
著者:菱木 政晴
出版社:白澤社
発行年月:2012年01月01日頃
ISBN:9784768479445
種類:単行本
在庫状況:在庫あり
明治期の思想弾圧事件、いわゆる「大逆事件」で1911年、幸徳秋水らとともに死刑判決を受けた24人のなかに、真宗大谷派僧侶・高木顕明がいた。顕明は恩赦で無期刑となったが、収監されていた監獄で3年後に自死した。顕明の尋問調書に『余が社会主義』と題された4千字ほどの文書が残されている。そこには念仏の実践が「社会主義」であり、念仏を唱える人は「極楽の人数」だと説かれている。この文書に書かれたラジカルな親鸞思想を、真宗僧侶で宗教学者の著者が読み解く。
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