親友伊達俊光宛の未発表の書簡を引いて、会津八一自身の言葉によって語らせ、芸術的親交のあった人々の印象と感動の聞書をあつめ、道人が理想とした芸術家の内面の祈りともいうべきものに肉薄する。想を新たに捲土重来を期した会津八一伝記の決定版！