価格: | ¥1430 |
著者: | 山下裕子 |
出版社: | 幻冬舎ルネッサンス |
発行年月: | 2012年02月 |
ISBN: | 9784779007880 |
種類: | 単行本 |
在庫状況: | お取り寄せ |
著者の27歳になる長男が、ある日突然「肺がん」を宣告される。病期は3B。手術による切除は不可能で、抗がん剤投与と放射線治療の併用治療しかないという。その放射線治療の過程で、副作用から間質性肺炎を発症。医師からは「余命1カ月」という無情な宣告を受ける。一縷の望みを託し、怪しげな気功や健康食品、サプリメントなどに大金をつぎ込むが、がん告知からわずか7カ月の闘病ののちに息子は逝ってしまう…。家族との絆、病との向き合い方、そして患者を“置き去り”にした医師・病院側の医療体制について、改めて考えさせられる闘病記。