価格: | ¥5500 |
著者: | 坂入長太郎 |
出版社: | 酒井書店 |
発行年月: | 1988年06月01日頃 |
ISBN: | 9784782201817 |
種類: | 単行本 |
在庫状況: | |
明治憲法制定による初期議会の予算案をめぐる政府と野党との激しい攻防の過程に日清戦争が勃発、戦費を公債・増税に求め、戦勝し賠償金を梃に金本位制が確立したが、軍事費を中心に財政は大膨張し、戦後恐慌を経て日露戦争を内外公債と増税で賄い、戦勝したが無賠償であった。第2次西園寺内閣のあと第3次桂内閣は大正デモクラシーで瓦解、第1次山本内閣も海軍汚職事件で瓦解、清浦内閣の流産、大隈内閣の成立という政治過程を背景に財政の政治過程を解析した。