価格:¥9680
著者:森洋久
出版社:思文閣出版
発行年月:2015年07月
ISBN:9784784217977
種類:単行本
在庫状況:お取り寄せ
了以・素庵による朱印船貿易、高瀬川・保津川・富士川の開削ー、近世角倉一族は大商人・事業家として広く知られている。しかし本姓が吉田で一族の本流は医家であること、「角倉」の名は京都・瑳峨の地での土倉・酒屋業に由来すること、またその一族が美麗な古活字版・瑳峨本の出版、和算の発展に果たした文化的な功績、あるいは幕臣としてのあり方などは思いのほか知られていないだろう。本書は現代の角倉イメージにとらわれず、文化・技術の総体の中で近世の吉田・角倉一族の業績を俯瞰的に検討。多彩な分野の研究者のみならず、近世の技術の継承者たる職人・技術者も含む26名の論考を収録する。
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