価格: | ¥1650 |
著者: | 日向康吉 |
出版社: | 裳華房 |
発行年月: | 1998年11月 |
ISBN: | 9784785386979 |
種類: | 単行本 (ポピュラ-・サイエンス) |
在庫状況: | |
本書の第1章では、人間社会の変遷に伴ってアブラナやセイヨウアブラナの扱われ方がどのように変化してきたか、農業や社会との関連を考えてみた。第2章では、野菜を中心にして、どんなアブラナ科野菜が食卓を賑わしてくれているのかを前半に、後半ではそれら各種の野菜品種がどのようにしてつくられるかを述べてみた。第3章では、野菜の品種改良技術の一つとして始まった自家不和合性の研究がどのように発展しているかについて、とくに植物研究の側面から書いてみた。また、第1章には戦前、第2章には戦後、第3章には最近と、それぞれの時代における研究のトピックスという意味合いもある。