社会保険労務士の仕事は、大きな意味でいいますと人が社会の中で生きていくうえで大切な生活・仕事に深くかかわる仕事です。高齢化社会における、年金、保険の抱える問題が新聞紙面をにぎわしていますが、このような問題をマクロ的にとらえるだけでなく、一人ひとりの問題として、地域で企業内でミクロの取り組みを行うこともまさに社会保険労務士に期待される仕事といえましょう。本書は、このような社会的ニーズに応じた社会保険労務士を目指そうとする人を対象とした基本書です。