価格: | ¥1760 |
著者: | 津村 秀介 |
出版社: | 青樹社 |
発行年月: | 1996年08月 |
ISBN: | 9784791309788 |
種類: | 単行本 |
在庫状況: | |
新大阪着14時17分の臨時新幹線ひかり317号で、胸にナイフのつき刺さった男の死体が発見された。近くの屑物入れには黒い革手袋が捨てられており、付着した血液から犯行に使用されたことが判明した。凶器を手がかりに捜査は進められたが、数日後、北の港町・塩釜でも男が刺殺され、現場近くの駅から、新幹線で見つかったものと同じ手袋が発見された。二つの事件の被害者は同い年で、出身地は“京都”であった。それぞれの捜査本部は、独自の捜査を進めていたが、『毎朝日報』横浜支局にもたらされた一本の電話が二つの事件を結びつけた。電話をかけてきたのは、被害者と同じ京都出身の同年齢の男だった…。京都ー横浜ー塩釜を結ぶ難事件に名探偵・浦上伸介が挑む。