価格:¥2349
著者:マリアン・ケラ-/鈴木主税
出版社:草思社
発行年月:1990年11月01日頃
ISBN:9784794203878
種類:単行本
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王者の地位に安住し、かつての栄光の時代の夢にひたりつづけた世界最大の自動車メーカー、ゼネラル・モーターズ(GM)は、日本企業をはじめとするライバルの猛追にその座を揺さぶられ、ようやく不快な目覚めをむかえる。そして80年代、慢性的な凋落傾向に終止符を打つべく、ロジャー・スミスGM会長は数々の大改革を断行した。組織の大々的な再編成。トヨタとの合併事業「NUMMI」の設立。EDS、ヒューズ・エアクラフトの買収。「サターン・プロジェクト」の始動。しかし、変わらぬ独善的な経営哲学、官僚主義的なシステム、そして協調性のない労使関係の中で強行する技術偏重と人間軽視の方針からは、もはや絶望的な将来しか見えてこない。著名な産業アナリストの手になる本書は、巨大企業の栄光と衰退と苦闘の航路に、あらゆる現代企業に共通する問題を見いだした出色の「企業論」である。
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