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脳外科医になって見えてきたこと
価格:
¥2530
著者:
フランク・ヴァートシック
/
松本剛史
出版社:
草思社
発行年月:
1999年06月
ISBN:
9784794208927
種類:
単行本
在庫状況:
手術もむなしく死を待つだけとなった乳児レベッカ、みずから死を選び、両親に見守られて逝ったダウン症のアンディ、衝突事故による対麻痺から回復し、ある日歩いて会いにやってきたビリー…本書には、著者が脳神経外科の研修医時代に体験した忘れがたいエピソードの数々が生き生きと綴られている。脳神経は他の臓器と異なり、いったん傷つくと自己再生不能である。よって脳外科とは1ミリのミスが命取りになる極限状態であり、悪夢の連続であると同時に、奇跡を起こす魔法でもある。本書は、その極限状態に立ち向かう患者と医師たちの姿を通して、医学生だった著者が一人前の脳外科医に成長してゆくまでの軌跡を綴った、胸を打つノンフィクションである。
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