価格: | ¥880 |
著者: | 七尾和晃 |
出版社: | 草思社 |
発行年月: | 2014年06月03日頃 |
ISBN: | 9784794220561 |
種類: | 文庫 (草思社文庫) |
在庫状況: | お取り寄せ |
2004年、長きにわたって西武グループに君臨してきた帝王・堤義明がすべての役職から辞任することを発表、帝国の崩壊が始まる。この辞任劇の引き金となった西武グループの暗部「借名株」問題は、創業者・堤康次郎が事業を急成長させたGHQ統治時代にまで遡る。草創期を支えた中嶋忠三郎・元コクド顧問弁護士の遺した数々の証書類によって明かされる西武帝国の闇の支配構造とはー。西武グループの「血脈と株支配」を追い続けた執念の取材が、警視庁を動かし、帝王を追い詰める。カリスマ経営者の裏の顔を白日の下にさらし、日本企業の抱える影を浮き彫りにした衝撃のノンフィクション。