価格: | ¥1045 |
著者: | 氏家 幹人 |
出版社: | 草思社 |
発行年月: | 2021年10月05日頃 |
ISBN: | 9784794225429 |
種類: | 文庫 (草思社文庫) |
在庫状況: | 在庫あり |
戦国の気風残る江戸初期、重罪人は火あぶり、牛裂、釜煮などの酷刑に処され、時に罪人の家族までもが処刑された。人命軽視の時代である。時を経て江戸中期、将軍吉宗により刑の緩和化、法令集の編纂など、刑罰改革が断行される。そして明治維新以降、獄門・打首などの伝統的極刑が廃止され、近代刑法の時代を迎え、不衛生だった牢環境の整備も進む。-江戸時代から明治十年代までの罪と罰、牢獄の実態を、古資料から照らし出す。