価格:¥5280
著者:エドガ-・ウィンド/秋庭史典
出版社:晶文社
発行年月:2007年07月
ISBN:9784794923882
種類:単行本 (晶文社・図像と思考の森)
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芸術作品のなかで、「象徴」がしばしば雄弁になにかを語っている。ヴィントは、民衆文化や巨匠の名画に現れた象徴的意味作用を明らかにすることで、当時の人々のイメージや考え方を甦らせる方法の構築に挑んだ。「芸術は国家に従属すべし」としたプラトンの真意。エラスムスの紋章に現れた異教の神。ラファエッロやボッティチェッリの作品に描かれた古代哲学。20世紀の宗教芸術は祈りの対象たりうるか-。図像の宇宙に人間的な言葉を取り戻すための「シンボルの修辞学」がここにある。歴史資料を駆使して「社会的記憶」を掘り起こす作業が各分野で求められるいま、本書は視覚イメージ研究の基盤を提示する。
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