価格: | ¥2530 |
著者: | 小松和彦/関一敏 |
出版社: | せりか書房 |
発行年月: | 2002年11月 |
ISBN: | 9784796702447 |
種類: | 単行本 |
在庫状況: | |
初発の民俗学は、足もとから世界を見る方法を鍛えてきた。二〇世紀の加速する世界情勢の中で「貧困」と「神」を同時に語りうる知的実験をかさねてきた。そのために必要だったのは、どこまでも歩いて問う方法と、見て聞いて読んで考えて表現する豊かな日本語の力だった。今、さらに新しい時代の入口に立って、学問の初心とは何か。「新しい民俗学」とは何か。本書は26の鍵となる言葉のレッスンをとおして、より深い民俗への問いを発見するこころみである。