価格: | ¥660 |
著者: | 角谷まゆみ |
出版社: | 新風舎 |
発行年月: | 2006年08月 |
ISBN: | 9784797489552 |
種類: | 文庫 (新風舎文庫) |
在庫状況: | |
「Je pense,donc je suis(=cogito,ergo sum)」-我思う、故に我あり。思想(理性)において「自我の起点」であり「真理の軸」とも語られるデカルトのその言葉は、同時に“思う「我」の存在=「生命の存在」”の証明でもある。前著『思索私記』で「科学と人間と神の関係」を、科学の学徒であり信仰者でもある立場からまとめた角谷まゆみが、「人間の生命」に焦点を絞って思考を綴る一冊。「人」が「精神」と「肉体」の合一体であるのならば、その生命も精神と肉体のそれぞれを拠りどころとし、そして「愛」がそれを育む。