中学まで施設で育った木崎翔は特別優秀生として藤田商事にスカウトされた。だが藤田商事は表の仕事で、実は世界のあらゆるコネクションと繋がりのある国際的な暗殺組織だった。その組織の春日班に配属された木崎は、人間を殺すプロの技術修得に苛酷な訓練を強いられ青春を送った。完壁な殺人マシンと化した木崎。しかしある非情な仕務が彼に裏切りを決意させた。血の世界からの脱出を試みる木崎を組織の恩師・春日の魔手が襲う。