極左暴力集団「赤い７月」の襲撃により上司、同僚を惨殺され、自らも瀕死の重傷を負った警視庁公安課警部補・京極健。“俺は奴らを絶対に許さん。偏向した思想に凝り固まりやがって。おのれらの主義主張に合わない公安警察の人間だというだけで殺しやがった。必ず貴様らを俺の手で処刑してやる”冷酷な男に生まれ変った京極の血の制裁。だが、その時すでに地下潜伏の過激派が、武装蜂起による怖るべき大都市殲滅作戦を始めていた！ハードサスペンス。