悪徳将法で暴利を貪る『富士ダイヤモンド商会』の創立者である３人の元に脅迫状が届き、予告通りに常務の赤羽が爆殺された。犯行手口から明らかにプロの仕業と知った社長の安藤と明石専務は、各々ボディガードを雇う。そして明石が死の商人・劉から紹介された男こそ彷徨う野獣・石田徹だった。安藤が契約した警備会社の捜査で殺し屋の正体が、自らの肉体をも使い世界を股にかける妖艶の双子姉妹と知った時、石田の瞳に炎が灯された。