楮・藍・塩・蝋など四国の産業を支えてきた民家や、往事の繁栄を偲ばせる町並みを訪ね、家の来歴や建物の時代考証の根拠、特徴などを紹介するとともに、文化財の保護に携わる立場から、地域の人々の生活に密接に関わったかたちでの産業振興と保護の調整の必要性を語る。日本列島民家の旅シリーズの第２巻。