価格: | ¥2200 |
著者: | 杉山薫里 |
出版社: | 汐文社 |
発行年月: | 2008年08月 |
ISBN: | 9784811384085 |
種類: | 単行本 (絵で読む教科書に出てくる世界の科学者たち) |
在庫状況: | |
ダーウィンは、ある悩みを抱えながら研究を続け、『種の起源』という論文を発表した。何を悩んでいたのだろう?きみは、人間の祖先がサルに似た動物だった事は知ってる?じゃあ、サルの祖先は何かと言うと、ツバイというネズミみたいな動物だと言われているんだ。さらに祖先をつきつめていくと、地球上の生き物の祖先は、海から生まれたと言われている。でもこれは、研究が進んだ今の話。ダーウィンが『種の起源』を書いていたころには、このような考えはなく、キリスト教の世界では、地球上の生き物はすべて神様が作ったとみんな思っていた。その中でダーウィンは、それはまちがいだと言ったんだよ。きみだって、みんなが信じていることを「ちがう!」って言うにはすごく勇気がいるし、その理由をしっかり考えるよね。ダーウィンだって同じだ。理由を考えて、探して、悩んだ。そして書きあげたのが『種の起源』なんだ。