価格: | ¥3080 |
著者: | 山崎怜/藤岡純一 |
出版社: | 昭和堂(京都) |
発行年月: | 1996年11月20日頃 |
ISBN: | 9784812296103 |
種類: | 単行本 |
在庫状況: | お取り寄せ |
1980年代以降、レーガノミックスとサッチャリズムに代表される新自由主義が世界各国の政策に影響を与えた。日本では第2次臨時行政調査会に基づいて、公社の民営化、規制緩和、行政改革など、ひろく財政支出の抑制がおこなわれてきた。本書は「現代財政」の基本的ありようをこの新自由主義の帰趨を問う形で検討した共同作業である。第1部では、現代財政学の祖であるアダム・スミスの財政論から説きおこす。第2部は第1部の基本的な観点を踏まえて、主として日本の1980年代以降の財政と財政制度の変遷を解明する。