価格: | ¥1980 |
著者: | 松枝啓至 |
出版社: | 京都大学学術出版会 |
発行年月: | 2016年07月13日頃 |
ISBN: | 9784814000388 |
種類: | 全集・双書 (学術選書) |
在庫状況: | 在庫あり |
「知ること」「知識」とはどのようなことか。人間が完全に知りうるものもあれば、原理上それが不可能なものもある。では、わたしたちが「知った」と言えるのは、どんなときなのか?物事を「疑う」ことの重要性はそこにある。疑うことは、物事を正しく知り、確実な知識を手に入れるということと表裏一体を成す。哲学が誕生した古代ギリシャの時代から現代に至るまで過去の哲学者が格闘した歴史をたどりながら、知識を単なる信念・意見と区別することの大切さ、その区別の基準が何かについてあらためて考える。