価格: | ¥1540 |
著者: | 藤田忠雄 |
出版社: | 日本経済評論社 |
発行年月: | 1987年01月 |
ISBN: | 9784818801301 |
種類: | 全集・双書 (〈食〉の昭和史) |
在庫状況: | お取り寄せ |
「食品の原状を失わずに保つこと」が保存食の基本である。かつてわれわれは、この食品を常に身近に確保し非常時に備えた。今日、食文化の変容は、この保存食を消滅の途に追いやり、冷蔵庫による、工場生産による添加物入り日持ち食品にとって代わりつつある。人間の血が通い、英知の結晶としての保存食。その変遷を改めて考える。