本仕様書は、総則、材料、工法、検査、特記の５節から構成した。総則の節では、タイル工事に関する用語の定義を設定し、また品質保証を前提とした品質管理のあり方を取り上げた。材料の節では、既製調合材料の使用を認め、また混和剤の使用法についての注意を解説に記述した。工法の節では、現在タイル張り工法として種々の工法が行なわれているが、本仕様書では推奨できる工法のみを取り上げた。