ハイテクな電子メールも、人と人とを結ぶ道具だという点では、電話や手紙と本質的な違いはありません。当然そこにはルールやマナー、エチケットなどが存在します。また、電子メールをやりとりできるツールは多種多様なため、読める文字数や添付ファイル、メールを読む時間帯、返事の書き方など、自分では普通のことと思っていても相手には普通ではなかったりすることが多々あります。そういった状況を念頭に置かずにやりとりすると、知らず知らず相手に失礼になっていたり、迷惑をかけることにもなります。本書では、そうしたことのないよう、電子メールの作法について紹介しています。