大地震と異形の生き物たちによって機能を失った街で、軍属として異形封殺を業にする少年、日和は上官から新しいバディをあてがわれた。かつての父の部下だったその男、松本に日和はどうしても、心を開けず意固地になるばかりだ。一方、松本は日和の身体検査に立ち合わされ衝撃を受ける。彼のなかで日和に対する独占欲がふくらんでいく。すさんでいく戦いに、２人はお互いの存在を必要と感じはじめ…。