男は硬派が一番、を信条にしている山内和巳は、憧れの人・天童彰也を追って同じ高校に転入した。だが、和巳の憧れはあっさり裏切られる。天童はとんでもないナンパヤローだったのだ。和巳にとってナンパヤローは天敵に近い。しかもいきなり「会いたかった」だの「気の強い子猫は大好物」だの言われれば腹も立つ。力で敵わずＨなイタズラまでされた和巳は腹を立て、１ヵ月以内に口説きおとされるかどうか、天童と勝負をすることになってー。