価格: | ¥2200 |
著者: | 成清卓二 |
出版社: | 文光堂 |
発行年月: | 2000年06月 |
ISBN: | 9784830646225 |
種類: | 単行本 (レクチュア・シリーズ) |
在庫状況: | |
近年の細胞生物学、分子生物学、遺伝学における進歩は目覚しいものがある。腎臓病学の研究においても、これらの新しい研究手法が取り入れられて、素晴らしい成果があげられている。とくに、尿細管における再吸収機能に関係する各種物質の転送機構の詳細が明らかにされ、また、糸球体病変の進展に種々のサイトカインの関与が明らかにされてきた、さらに、家族性腎疾患においては遺伝子レベルの解析も進められており、これらの成果に基づいて腎疾患における病態も詳細に解明されてきている。本書では、これらの進歩についての、日常の診療に関連のある事項をやや細かく述べている。