カレッジの夏休み。アレキサンドラは父に会いたくて、ひとり、アマゾンまでやって来た。研究のため奥地にいる細菌学者の父は、アレキサンドラが当然、言いつけどおりにリザ叔母さんとカンヌの避暑地へ行ったものと思っている。毒蜘蛛や蛇など、さまざまな恐怖とたたかいつつ、彼女はとうとうロス・ヘルマノスにたどり着いた。ここから大河をさかのぼり、パラディアブロまで行けば父に会える！ところがある夜、現地人のガイドが、突然彼女ににじり寄った。アレキサンドラは生まれて初めて銃を構える-ちょうどその時、一艘のボートが闇の中を近づき、舳先から長身の男が声をかけた。