ランジェリー・ブティックを経営するスーザンは４２歳。恋人のマックスにふられて落ちこんでいたある日、中古のファイアバード・トランザム売却の広告に目をとめた。これだわ！灰の中からよみがえったという火の鳥のように、私も若返ってマックスを見返してやるわ！１週間後、車の譲渡手続きをすますためにトランザムの持ち主と会ったスーザンは、マクレガーと名のるその青年のたくましい魅力に目を見はった。だが、彼のほうはなぜかそわそわと落ち着かない。まるでなにかを言いだしかねているみたい。でも、いったいなにを？