価格: | ¥1430 |
著者: | 織田精一朗/井上剛一 |
出版社: | 文芸社 |
発行年月: | 2003年03月 |
ISBN: | 9784835546674 |
種類: | 単行本 |
在庫状況: | |
1899年(明治32年)に創業されたシロアリ駆除の会社が、1990年代に入って急成長、年商38億円もの企業グループに躍進した。その企業グループの代表に四代目として就任したのは、1966年生まれ、当時弱冠29歳の若者だった。三代続いた老舗に染み込んだ因習という最悪の敵に立ち向かわなければならなかったその社長は、井上剛一。四代目といってもただ父の会社を継いだわけではない。彼は、父の会社を事実上、乗っ取ったのだ。無頼の限りを尽くした果てに出合ったビジネスという世界で、井上が試みたものとは何だったのか。そこで見出し、実現したものとは何なのか。目指したものはどんなものだったのか。このストーリーは、それらをめぐる一つの旅のようなものだ。