価格:¥3520
著者:竹山護夫
出版社:名著刊行会
発行年月:2008年05月
ISBN:9784839003333
種類:単行本 (歴史学叢書)
在庫状況:お取り寄せ
二・二六事件は、日本近代史上唯一の軍隊による大規模な叛乱であった。著者は、この叛乱事件を、半世紀以上にわたる帝国陸軍の派閥抗争史の最後の最もラディカルな総決算と位置づけ、冒頭の論考で初期青年将校運動から昭和十年七月人事異動までの諸要因を通史的に叙述し、第二論文でその最大の要因である青年将校運動の形成から、北一輝とその著書との接触などを経て軍隊運動へと展開、事件に至る過程を考証し、第三論文でその直接的要因の一つである昭和十年七月陸軍人事異動の真崎教育総監罷免問題を中心に、主として林銑十郎関係文書を使用して究明する。
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