価格: | ¥55000 |
著者: | 比島派遣軍 |
出版社: | 龍渓書舎 |
発行年月: | 1996年11月 |
ISBN: | 9784844763857 |
種類: | 単行本 (南方軍政関係史料) |
在庫状況: | |
本書第二巻には、各時期における宣伝計画が収録されているが、企画班を中心に諸情報を基に白熱の論議を重ね、班長・望月重信が成文化したものである。また、マニラとその周辺は宣伝の浸透は容易で問題は少なかったが、南北ルソン、多島海方面等の辺境地帯では、デマ謀略の類の流言も多く、ゲリラの蠢動を警戒しその活動を未然に防止するため、宣伝小隊、親善使節、特別工作隊等を派遣し、諸工作に努めると共に、地方辺境地帯の生々しい情報を、宣伝班本部に逐一報告することに努めた。第一巻資料はそうした地方前線からの報告集である。