価格: | ¥4180 |
著者: | 万井隆令/脇田滋 |
出版社: | 旬報社 |
発行年月: | 2001年02月 |
ISBN: | 9784845106776 |
種類: | 単行本 |
在庫状況: | |
本書の第一章では、規制緩和にかかわる総括的な問題指摘を行った。第二章では、規制の緩和・弾力化、雇用の流動化にかかわる国際的動向を概観・分析し、国内における現状と労働者の状態・動向を統計の分析と現場の実態調査の双方からリアルに把握しようとした。第三章では、この問題にかかわるイデオロギーに焦点をあて、国際的動向を紹介し、また国内において展開されている規制緩和を推奨する理論を批判的に分析した。そして最後の第四章では、主要な問題点について、規制緩和の具体的現われとその労働法上の理論的・現実的問題点を法社会学・法政策学的な観点をもまじえながら分析し、若干の立法論的提起も行った。