価格: | ¥880 |
著者: | 稲垣史生 |
出版社: | 立東舎 |
発行年月: | 2016年10月 |
ISBN: | 9784845628674 |
種類: | 文庫 (立東舎文庫) |
在庫状況: | |
水戸黄門の徳川光圀から将軍家ご指南役の柳生宗矩、幕末の名君島津斉彬、『半七捕物帳』ゆかりの安藤信正、桜田門外の変の井伊直弼まで、17名の大名の半生をときにユーモラスに、ときに冷徹に描いた歴史エッセイ集が復刊です。本書では、時代考証家としてNHK大河ドラマなど数々の作品を担当した著者ならではの、諸大名の知られざる驚きエピソードを多数紹介。江戸幕府という中央集権国家の締め付けの下で、いかに殿さまたちが風流を貫き、あるいは敗れていったのか…。造園や茶器への執着、遊女斬り、不義密通、刃傷沙汰、入墨女、大名行列に犬を同行など、すべては道楽ではなく、“風流という戦い”だったのかもしれません。