価格: | ¥2420 |
著者: | 藤原 信 |
出版社: | 緑風出版 |
発行年月: | 2009年06月01日頃 |
ISBN: | 9784846109066 |
種類: | 単行本 |
在庫状況: | 在庫あり |
日本の森林は荒廃の一途を辿っている。原因は、森林の「保続原則」を軽視し、収益性、経済性を追い求めた林野庁の行政にある。そして、それに歯止めをかけられなかった林学研究者にもまた、責任がある。森林は、治水面、利水面で“緑のダム”として、我々に不可欠なものである。このまま森林の荒廃を放置すれば、数十年後には、取り返しのつかない事態になるだろう。森林の公益的機能を再認識し、森林を保続するため、今こそ、ヒトとカネを注ぎ込まねばならない。