価格:¥2420
著者:木原 千珂/小沢 君江
出版社:緑風出版
発行年月:2015年04月01日頃
ISBN:9784846115067
種類:単行本
在庫状況:お取り寄せ
30歳過ぎから聴力を失いながらも、パリで画と版画に命を削り、ビュラン(彫刻刀)で描いた銅版画で高い評価を受けるようになった木原康行は、68歳の時、オーギュスト・ロダンが初代会長を務め、25名しか枠のない、フランス画家版画家協会の正会員に選ばれる。本書は、妻で画家でもある千珂が、連れ添った日々を振り返って綴った、ある版画家家族の物語である。何のあてもなく渡仏し、異国パリでの慣れない暮らしや振り回してしまった娘たちのこと、個展を目指して日本とパリに別れながらの夫婦の往復書簡や思い出の旅など、画界に認められるまでの苦労も含め、連れ添った60年を語っている。
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