価格:¥2090
著者:今谷明
出版社:洋泉社
発行年月:2009年09月
ISBN:9784862484376
種類:新書 (MC新書)
在庫状況:
天文元年(1532)、守護大名細川晴元が実権を握る室町幕府の内紛を契機に、一向一揆(浄土真宗)が暴徒と化し、畿内が内乱の様相を呈するに至ったとき、晴元被官の守護大名らとともに法華一揆(日蓮宗)もこれを制圧し、浄土真宗の総本山山科本願寺を焼き討ちにした。以後、京都を舞台に、幕府、守護大名、比叡山、一向一揆が入り乱れて争うなかで、京都町衆とともにあった法華一揆は一大勢力として戦国期京都の自治を担ったのである。本書は、その戦歴を辿り、ついには天文法華の乱(1536)で京都が焼尽、法華一揆が壊滅するまでを描く。
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