悠々の彼方、まだサイバートロン星が平和と繁栄をほしいままにしていた時代。だがその繁栄は、一部の者達の犠牲の上に成り立っていた。トランスフォーマー達はその特性によって職業を振り分けられ、そこに選択の自由はなかったのだ。だが、盤石かに思えたオートボット評議会を頂点とする支配体制は、ある事件をきっかけに脆くも綻び始める。事件の舞台は、辺境のエナジョン鉱山。鍵となった男の名は…メガトロン。体制に反旗を翻したメガトロンが、ディセプティコン軍団を興すまでを描いた『メガトロン・オリジン』に加え、その腹心であるショックウェーブ、サウンドウェーブの短編を同時収録した日本オリジナル編集版!