価格: | ¥1650 |
著者: | 岡田温司 |
出版社: | 月曜社 |
発行年月: | 2018年07月 |
ISBN: | 9784865030587 |
種類: | 単行本 (シリーズ〈哲学への扉〉) |
在庫状況: | 在庫あり |
国境を越えて活躍するイタリアの哲学者、ジョルジョ・アガンベンとは何者か。20年にわたる“ホモ・サケル”計画が完結しー正確に言えば“放棄”されー、近年には初の自伝『書斎の自画像』が出版された。これらを機に、“ホモ・サケル”全4巻9分冊とはいったい何だったのかをあらためて振り返り、その他の著作も再読することによって、自伝におけるアガンベンの告白「わたしはエピゴーネンである」の真意を探るとともに、ドイツの哲学者(ハイデガー、ベンヤミン)やフランスの哲学者(フーコー、ドゥルーズ、デリダ)たちとの、屈折した特異な関係にも迫る。