価格: | ¥1760 |
著者: | 木村耕一/黒澤葵 |
出版社: | 1万年堂出版 |
発行年月: | 2019年08月27日頃 |
ISBN: | 9784866260471 |
種類: | 単行本 |
在庫状況: | 在庫あり |
平清盛は、政治家としても、武将としても、優秀な人物だったからこそ、短期間で平家を急成長させることができたのです。しかし、人間は煩悩のかたまりです。地位、名誉、権力を握った清盛が、欲や怒りにまかせて「悪行」を重ねる姿が『平家物語』に描かれています。父と反対に、長男の重盛は沈着冷静で、バランス感覚があります。清盛が常軌を逸することをやりかけると、父を諌める役割を演じてきました。「跡継ぎの重盛がいる限り、平家の未来も安泰だろう」と、周囲から思われていました。果たして、重盛は、平家を支えていけるのでしょうか。