価格: | ¥13200 |
著者: | 真鍋昌弘 |
出版社: | 和泉書院 |
発行年月: | 1998年09月 |
ISBN: | 9784870889415 |
種類: | 全集・双書 (研究叢書) |
在庫状況: | |
日本歌謡の流れを大河に譬えるなら、それは記紀歌謡群として湧出し、幾多の雅俗の風景を現出させながら、多様な雅俗の時と場を縫って、長い年月を絶えることなく豊かに流れてきた。本書に集められた24篇の論考は、その大河なす歌謡史上の要所における、それぞれの研究者の深くて新しい成果の発表である。内容は記紀歌謡・続日本紀歌謡・風俗圏歌謡・今様・早歌・中世小歌圏歌謡・近世歌謡、そして日本歌謡の一背景としても貴重な中国少数民族歌謡の研究にも及んでいる。また、国外における日本歌謡芸能研究の第一人者ーフランク・ホーフ教授の『閑吟集』に関する最新の論考も収録した。