価格: | ¥8800 |
著者: | 加藤浩司 |
出版社: | 和泉書院 |
発行年月: | 1998年10月 |
ISBN: | 9784870889422 |
種類: | 全集・双書 (研究叢書) |
在庫状況: | |
古代日本語において一般に「過去(または回想)の助動詞」として概括されているキとケリの、より細かい意味・機能の差異については、従来から、様々な説が提出され、何度か論争も行なわれているが、いまだに、研究者間で共通理解が得られているとは言い難い。本書は、資料に恵まれている平安時代中期におけるキとケリの意味・機能の差異の闡明を目的としたものである。