価格: | ¥13200 |
著者: | 島村昇 |
出版社: | 京都大学学術出版会 |
発行年月: | 2001年06月 |
ISBN: | 9784876984237 |
種類: | 単行本 |
在庫状況: | |
ワクノウチヅクリに頂点をみる!農村住居の最大の特徴は、農作業用の土間(ニワ)が取り込まれたことであった。そして、サス・ウダツ・ヤグラと発展する構法の下で屋根が建ち上げられ、居室の中核となる広間(オエ)が形成される。その頂点にたつのが、ワクノウチヅクリ(枠の内造り)の偉容である。本書は、わが国の農村住居の変遷過程を、加賀地方を主舞台に、古代から現代に至るまでを概観する。建築史と生活文化史の両面からアプローチする壮大な通史である。