価格:¥4840
著者:西脇常記
出版社:京都大学学術出版会
発行年月:2002年07月
ISBN:9784876984473
種類:単行本
在庫状況:お取り寄せ
20世紀はじめ、ドイツ学術調査隊は6000点に及ぶ漢語/ウイグル語の文書群を中央アジアから収集した。しかしそれらは、世界大戦とそれに続く冷戦下で東ベルリンに死蔵され、ほとんど閲覧することができなかった。冷戦後に公開された文字群を整理する中で発見された文書の中から、仏教教典以外(道教文書、占い書等)の代表的文書を翻刻し、それを同時代の中国史と照合することで、唐代、中国の辺境として位置付けられた中央アジアの人々の精神生活を蘇らせる。西域研究の新たな可能性を拓くとともに、中国思想・文化史に辺境からの光を当て、その一層の前進を促す。
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