本書は３部構成。第１部は労働基準法の労働時間法制を、労働時間総論、変形労働時間制、休憩・休日、時間外労働・休日労働・深夜労働と割増賃金、労働時間の計算と事業場外労働、裁量労働、年次有給休暇、女性・年少労働者、育児・介護休業、労使協定の８項目に分類して、それぞれに設問を設定し実務的な解説を加えたもの。第２部は、新しい行政解釈・届出様式を中心にして、実務上留意しなければならない行政解釈、届出様式を紹介している。第３部は、就業規則をはじめとして、新しい労働時間制に対応した新労使協定・規程の各社実例を紹介する。