本書は、第１部「２００２年度モデル賃金・年間賃金の実態編」、第２部「関連資料編」の２部構成となっている。第１部では、産労総合研究所の「２００２年度モデル賃金、賞与・一時金調査結果」から「モデル賃金」と「モデル年間賃金」の集計結果、およびその集計のベースとなった個別企業ごとに、それぞれのモデル賃金・モデル年間賃金の実態をまとめた。また、個別企業の実態にはモデル賃金の算定方法や２００２年の賃上げ状況、労務構成、役付手当、家族手当などについても、その実態をつけ加えた。また、第２部の関連資料編は、賃金構造基本統計をもとにした「個別賃金傾向値表による標準労働者賃金」および産労総合研究所調査の「２００２年決定初任給」を掲載した。